高知県は四国の左下に位置する県で、いかんせん隅っこという地域のイメージを抱かれがちですが、蓋を開けてみれば高知の底力に驚かされることばかりです。
特に、長らく受け継がれてきた名産の数々に、高知の力を感じて頂けるはず。
今回は、高知県で新たなる名産の鼓動をキャッチしました。
それは「チョコレート」です。
高知県の名産のイメージとは程遠いと思われるかもしれませんが、そんなチョコレートへのある老舗喫茶の情熱、本記事にて最後までお付き合いくださいませ。
高 知 の 名 産 に つ い て
これまでの高知県の名産品の有名どころは、
- 饅頭、羊羹
- 泰作さん、土佐ジロール
- 土佐のカツオ、サバ
- 酒盗
- 竜馬ナス
- 土佐鶴
といった顔ぶれで、どれも一度は聞いたことがある物ばかりだと思います。そして今回ご紹介するチョコレートが、ここに加わる可能性が浮上しました。
それは高知県のとある喫茶店から発信された情報でした。喫茶の名前は「トップ」さん。
自家焙煎珈琲専門の店「珈琲店トップ」
http://www.coffee-top.com
酸味が特に強いと言われているガーナ産のカカオ豆、逆に酸味が弱いタンザニア産の豆、ココナツシュガー、そして、忘れてはならない土佐清水市産の黒糖といった複数の種類から選べるようになっていて、「ビーン・トゥ・バー」製法を用いてワンストップで最高のチョコレートを生み出そうというプロジェクトです。
「 ビ ー ン ・ ト ゥ ・ バ ー 」 製 法 と は
この製法は、カカオ豆の選別と焙煎にはじまり、これを板チョコにするまで、全工程を自店や自社で行う製法の呼称です。
ワンストップで完了できるこの製法は、コスト面でも懐に優しく、小さな工房でも実現できる、且つ、とても美味しいチョコレートを製造できる優れた製法なのです。
そしてご存知でしょうか。このBean to Barは、チョコレート界の革命とも言われているのです。チョコの革命が、ここ高知からも生まれようとしているわけなのです。
「ビーン・トゥ・バー」製法に込めた老舗喫茶の想い
喫茶トップさんは高知で50年続いてきた老舗です。
企業も個人商店も、そのほとんどが生き残れる期間はものの数年という事実の中、50年続いている凄さ、お分かり頂けるでしょうか。しかしその繁盛に驕ることなき新しいチャレンジ、チョコレートへの挑戦が始まったのです。
オーナー曰く、高知県内では「ビーン・トゥ・バー」製法で提供する店舗は珍しいはず、とのこと。いつか「高知県といえばチョコレート」とも言われるような未来を目指して、老舗喫茶の新たなる挑戦が始まっていることに、応援の気持ちを抑えきれないところです。
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